今日は、
「大切な人が死ぬかも
しれない」
と、思ったときの
生きる知恵について
お伝えします。
目次
生まれたときに、誰もが約束されたもの
人には、生まれた時、1つだけ
平等に約束されたものがあります。
それは
死ぬこと
です。
人は、生まれる前から
死ぬときを決めてきている
と、言われています。
でも、それを覚えていたら
きっと恐くて生きられない。
だから、それを忘れて
生まれてきます。
人は、死を意識するとどうなるのか?
ここ3週間、父の在宅ケアを
手伝っていました。
日に日に衰弱していく父を見て
「死ぬかもしれない」
と、恐怖を感じました ( ゚Д゚)
あれから、約3週間…
父の生命力は、また輝き始め
少しずつ回復してきました (^^)
・もうだめだ!
・死んじゃう
と、言ってばかりいた父が、
・裕美の誕生日までは生きる
(来年の1月です (^^;))
・原監督の優勝を見届ける
・東京オリンピックもあるものな…
言葉も変わり、未来に視点
が、いくようになりました。
・どう生きたいか?
・どう死にたいか?
死のミーティングも
やりました。
「死ぬなんて、やめて!」
と、言っていた母が
自分の生き方を考えるようになり
行動した結果、現実を自分の力で
変えていました (^O^)/
普通は、避けようとする
死を意識すると
脳は逆に動くので
生命力が輝きます。
父が自分の命を使い、私に教えてくれたこと
父は、がんサバイバーで
2つのがんを終わらせた人です。
父が自分の命を使い
私に教えてくれたこと。
そんな85歳の父の生きる姿を
通し、学んだことをお伝えします。
大切な人が死ぬかもしれにと思ったとき、恐怖を感じる理由とは?
人が死ぬのが恐いのは、
「やり残した未来が奪われる」
からだそうです。
逆に、やり残したことのない人は
死ぬのが恐くないのだそうです。
では、父が死ぬかもしれないと
思ったとき、どうして私は
あんなにも恐怖を感じたのか?
毎日毎日自分と向き合って
感情をノートに書き出しました。
結局、自分と向き合って
いきついた本当の想い。
「大事な人が死ぬかもしれない
と、恐怖に感じたのは
大切な人に
やり残したことがある
からでした。
つまり
大切な人に対する
後悔
その恐怖があるわけです。
だから、
・体調が悪い
・がんになった
・死ぬかもしれない
と、いう現象が目の前に現れ
恐怖感が浮き彫りになった
と、いうわけです。
大切な人に後悔があると気づいたときに、やること
では、大切な人に
やり残したことや後悔があると
気づいたらどうしたらいいのか?
それは、
・やり残したこと
・後悔すると思ったこと
を、今やる!
です。
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今この瞬間を大切にして。
愛する人たちには
できるだけ「愛している」
と、伝えてね
☆★☆★☆★☆★☆★☆★
父が死んだら、後悔すると
思ったこと。
・もっと会いに行けば良かった
・もっと優しくすれば良かった
・父の娘で幸せだったと
伝えれば良かった
・もっと、感謝を伝えれば
良かった
だから、全部やりました。
この3週間で全部・・・
・お金がなくて、満足に
子どもたちにやりたいことを
やらせてやれなかった
・父親として情けない
父は、何十年もそんなふうに
思っていたんです。
でも、それは完全なる誤解です。
だって、私はやりたいことを
やって生きてきたんです。
そんな想いを残して逝かれたら
残された者がダメージを受けます。
だから、私の想いは全部父に
伝えました。
子どもの頃からの夢を叶え
がん看護をやり抜いたこと。
日常の中に幸せを見い出せる人と
出会い、あたたかい家庭を
築くことができたこと。
看護師の経験を活かし
50代で起業し
使命である活動を行っていること。
家族が病気だらけで、お金も失い
どん底人生も経験したけれど
やりたいことはやってきたのです。
そして
お父さんの子どもで幸せだった。
生まれ変わってもお父さんの娘に
なるから、また、私を選んでね。
忘れないように顔を覚えていてね。
そして、私を見つけてね。
そう伝えると
父は、唇をかみしめ
頷いていました。
27歳で癌のため亡くなった
Holly Butcherさんが
自分の“命の期限”を知ったとき
「人生のアドバイス」の中で
こんなメッセージを遺しています。
今この瞬間を大切にして。
愛する人たちには
できるだけ「愛している」
と、伝えてね
恐怖を感じたときに、知っておくこと
そして、こういう時に
重要なのは
人の人生は
変えられない
ことを知っておくこと。
夫が死にそうになったとき
・看護師なのに気づかなかった
・私のせいだ
と、自分を責め病気になった私に
カウンセラー養成講座の先生が
言った言葉。
人の人生
どうにかできるなんて
おこがましい!
一気に目が覚めた私は
自分の人生を歩き始めました。
そして、今・・・
私は、プロのコーチとして
病気があっても悩みがあっても
生きたい人生を生きる方法を
お伝えしています。
でも、どんなに私が
「こういう方法があるよ。
やってみない?」
と言っても、父は聞きません(^^;)
正直、時々、はがゆいことも
あります。
でも、私が伝えることを
聞いても聞かなくても
父には父の人生がある。
つまり
大切な人の人生は
あなたが歩いて
あげることは
できない
と、いうことです。
まとめ
大切な人が死ぬかもしれない
と、思ったときに大事なことは
あなたが、大切な人との関係で
後悔を残さないこと。
大切な人と築きたい
理想の関係を今、築くこと。
言いたいことは言いましょう!
やりたいことはやりましょう!
あなたは
大切な人が死ぬかもしれない
と思ったとき、どう生きますか?
大切な人に何を伝えますか?
私は、病気があっても悩みがあっても
自分の人生は自分が創る!
と、決めた方を応援しています。
本当の自分に戻って
あなたが生きたい人生を生き抜くために。